〜初めに〜
今回は現環境トップメタであり、ガルーラに強い駒としても名高いゲンガー・メガゲンガーの型紹介をしていきます。
〜型一覧〜
<非メガ>
1.CS襷型
[調整]
持ち物:気合の襷
性格:臆病
努力値:B4 CS252
技構成:シャドボ/祟り目/ヘド爆/気合玉/凍風/鬼火/道連れから選択
[考察]
相手の攻撃を1発は確実に耐えるためタイマン性能に優れ先発で出しやすい型。1:1交換+αが非常に狙いやすく、パーティによって技はかなりカスタマイズ性があります。
2.素催眠ゲンガー
[調整]
持ち物:命の珠
性格:臆病
努力値:B4 CS252
技構成:祟り目/気合玉/催眠術/身代わりorヘドロ爆弾
[考察]
有利対面から催眠術を一撃技感覚で使うことでアドバンテージを取って行く型。シーズン8あたりから出現しました。非常に高い火力を持ち、対策が難しいです。
3.ヘドゲン
[調整]
持ち物:黒いヘドロ
性格:臆病
努力値:H204 B52 S252
技構成:祟り目/鬼火/身代わり/金縛り
[考察]
有利対面から身代わりを張り、無効の多いタイプと鬼火による火力低下により身代わりを残すことで戦う型。メジャーではないですがかなり厄介な型なので頭の片隅には置いておいた方が良いです。
[メガゲンガー]
1.HSメガゲンガー
[調整]
性格:臆病
努力値: HS252 B4
技構成:シャドボ/祟り目/ヘド爆/気合玉/凍風/めざ氷/鬼火/道連れ/身代わり/挑発/催眠術から選択
[考察]
メガゲンガーの最もテンプレ的型。大抵の攻撃を1発は耐えるため、2回攻撃+道連れによる1:2交換に持ち込みやすいです。努力値を少しBDに偏らせることで、アローやミラーに強くする調整もあります。
2.CSメガゲンガー
[調整]
性格:臆病
努力値: B4 CS252
技構成:シャドボ/祟り目/ヘド爆/気合玉/凍風/めざ氷/鬼火/道連れ/身代わり/挑発/催眠術から選択
[考察]
HSに比べ、火力を伸ばすことで突破力を求めた型。味方で電磁波などの状態異常を撒きやすいパーティに採用されやすく、特にクレフボルトと好相性です。そのためHSより祟り目の採用率は高めとなっています。
3.ピン滅びゲンガー
[調整]
性格:臆病
努力値: B4 HS252
技構成:シャドボor道連れ/滅び/守る/身代わりor金縛り
[考察]
滅び+影踏みにより相手を倒すことを目的とした型。低火力のポケモンはカモになります。身代わり金縛りは安定を取るなら身代わりですが、蜻蛉ルチェンに耐性がつく金縛りも非常に強力です。
4.滅びゲンガー
[調整]
性格:臆病
努力値:B4 HS252
技構成:シャドボ/道連れ/滅び/守る
[考察]
ゲンガナンスで採用される型。無理にゲンガーでターンを稼ぐ必要がなくゲンガーの技スペに余裕が生まれる他、滅びで相手が倒れるターンにソーナンスが道連れをすることで道連れがかかったソーナンスが場に残るため相手は非常に対処がし辛いです。
5.重力催眠ゲンガー
[調整]
性格:臆病
努力値: B4 CS252
技構成:祟り目/気合玉/催眠/身代わり
[考察]
重力により催眠気合玉の命中を上げ、タイマン性能を高めた型。不利対面でも催眠により強引な突破が狙え、霊格の範囲の広さも合わさり対策が困難な型です。ヤミラミなんかと並んでいたら要警戒です。
〜考察〜
ゲンガーの強みはやはりこの多彩な型が一番ですね。安定して受けられるポケモンが存在しない上に、影踏みによるサイクルカットもできると異質の強さを誇ります。またメガシンカしなくても十分な性能を持つというのも大きな強みですね。
型の変遷を見て行くと、昔はシャドボヘド爆鬼火道連れという構成が主流だったのが、次第に祟り目の使用率が伸び、現在ではテンプレ的技になっています。また催眠術はシーズン9にてランキングに登場以来常に技のTOP10には入っており、型の一つとして定着したと言えるでしょう。ここ最近の傾向としては挑発の採用率が下がっていることが挙げられます。
source : ポケモンマスターに俺はなる!